観覧チケットを頂いたので、森美術館で開催中の”村上隆 五百羅漢図展”へメイを連れて
行って来ました。モモは、風邪をひいていたので、上京中のおばあちゃんとお留守番。
その前に、うちのちびっ子2人組は親の影響か揃いもそろって山口晃さんの大ファンで、
NHKの日曜美術館の録画を飽きもせず”描き描きのおじさん(スミマセン・・・)見る〜”と
繰り返し見ていた時期がありました。展覧会の図録も真剣に見ていて笑ってしまうぐらいの好きっぷり。
さて、今回は村上隆さん。子供の目にどんなふうに映るのか私の方が興味津々。
日本の漫画やアニメがこの国を代表する文化と産物の一つとして確立されている現代っ子の
一人なので、勝手に楽しんでくれるのではと期待をしてメイを連れて行った私。
結論から言うと、途中から怖くなってしまったのか、羅漢図の展示されている部屋へ入るなり”あっちの部屋に行く〜(前の部屋に戻る〜)”と
戻るコールを連呼するメイ。最後は”おうちに帰る〜”の連発で急ぎ足で会場を出て来た私たち。。。
確かに、長さ100メートルに及ぶ五百羅漢図の4部作品は圧巻。作品がどうこう言う以前に、凄いの一言が出てしまうスケールの絵画。先人のやってこなかったことをやってしまうという意味で、現代最先端のアートなんでしょう。すごいパワーを感じました(個人的には杉本博司さんや山口晃さんの大ファンですが)。鑑賞するというより村上アートを”体験する”と表現するに相応しい展覧会だった気がします。
他の作品も、可愛いのか、不気味なのか、面白いのか、・・・3歳になる子供にはどうとらえていいのか理解を超えた絵画との対面だったのでしょう。
スカルを見て”宇宙人がいるね〜”アメーバのような生き物をみて”バイ菌がたくさんいるよ”と・・・
部分ぶぶんで関心は示してくれたのですが・・・色とキャラクターの海に飲み込まれて溺れそうになるところを
なんとか逃れたメイちゃん。村上流より山口流がタイプのようですな。
ごくろうさまでした、付き合ってくれてありがとう。
それでも私は・・・次回はお花が好きなモモを連れて、この五百羅漢図展へもう一度見に行きたいのです。
どうしても、モモの反応が見たいので!